有限会社中村石材｜日本墓石店100選

御石塔は香川県産の庵治石（極上細目石）、納骨堂は同庵治石（細目石）を使用いたしました。どちらも世界で最高級品質の銘石となります。また字彫りも、手彫り・薬研彫り・特サライなど最上等の仕上げが施されております。
中村石材では字彫り専門の名工へ手彫り、手仕上げを依頼することも大変多くございます。昭和天皇の御陵「武蔵野陵」や香淳皇后の御陵「武蔵野東陵」の石碑の字彫りなど、多くの著名人などの字彫りを担当した経歴のある名工の方々です。ご予算に合わせて細部までお客様のご要望を承らせて頂きます。

茨城県産の真壁小目を使用した洋型御石塔は、元々他の墓所に建立された御石塔でした。ご改葬の際にお施主様より、大切にお守り頂いていた御石塔だと伺い、是非お残し頂き、工場での磨き直し加工を施したリフォームとしてご提案させて頂きました。
ご改葬先墓所の寸法の違いによりカロート（御納骨堂）は、新規で基礎工事含め岡山県産の北木石（瀬戸赤中目）にてご建立し、新品同様に生まれ変わった既存御石塔を据え付けました。ご先祖様の想いと、現お施主様の想いを一つの形にでき、大変お喜び頂けました施工例でございます。

もともと階段式の外柵でしたが広さを生かしたバリアフリー式に御建て直しをさせて頂きました。御石塔は南アフリカ産インパラブルー。一見すると黒い御影石ですが、キラキラと美しく輝く真青な結晶がちりばめられているのが特徴です。非常に光沢があり経年変化もほとんど出にくく、黒系統がお好みのお客様には大変おすすめの高品質な御影石でございます。
外柵はインド産アーバングレーを使用。うす緑がかったグレー系統の石材で、高品質であり採掘量も安定し信頼性も高いです。勿論、御石塔に用いても素晴らしい石材ですが、アーバングレーはインパラブルーとのコントラストを強調するため外柵としてご提案いたしました。<平成25年建立>

御石塔には神奈川県産の本小松石を使用しました。本小松石は、関東では古くから歴史的に重要な墓所はもちろん、建築物にも多く使用されてまいりました。今では採掘量も減り、とても価値のある希少な石材でございます。本小松石は本磨きによる特有の石目や色が美しく、一方で叩き仕上げ・コブ出し仕上げなどでは本磨きとは全く違った美しい肌を見せ、どちらも独特な風合いがございます。経年変化とともに趣が増していき数十年、百年を超えても本小松石の素晴らしさが際立ってまいります。
カロートには茨城県産の真壁小目石を使用。関東ではなじみ深く、御石塔としても大変多く用いられており、本小松石とも相性の良い石材です。字彫りは手彫り特サライ仕上げ、家紋は上ナシジ仕上げにより本磨きとのコントラストが美しく際立ちます。<平成25年9月建立（写真中央）>

御石塔は南アフリカ産ブルーシルクを使用。青緑色と黒、グレーの絶妙なバランスで明るさと深みを兼ね備えた御影石です。非常に硬く目が詰まった石材で、本磨きにより鏡面のような艶が出ます。また経年変化による光沢や変色などの劣化もほとんど出にくく、大変ご好評いただいている高品質な石材です。墓誌はインド産の本クンナムを合わせました。

世界一の銘石である香川県産の庵治石（極上細目石）を御石塔に、同庵治石（細目石）をカロートに使用した、最上等の墓石となります。字彫りもまた手彫り・薬研彫り・特サライなど、名工による最上等の仕上げが施されております。
最高級石材に劣らぬよう、施工面においても丈夫さ・正確さ・美しさを念頭に、時間をかけ丁寧さを第一に据え付けます。耐震施工は当然のことと考えております。<平成25年3月建立（写真中央）>