現場へ到着すると、まさに耐震施工に取り掛かっていました。
ステンレス棒を差込み、棒をぐるぐると回し、中の空気を逃がしながら、ボンドを注入していきます。
クレーンを使い、慎重に墓石を合わせてゆきます。
墓誌にも同じ要領で施工していきます。
施工にズレなどがないか水平器で確認をしていきます。
現場に立ち会わせていただき、ありがとうございました!
続いては先ほど、インタビューでお聞きした「伊達冠石」の志賀さんのお墓へ向かいます。
東京でも伊達冠石は多くはないので非常に楽しみです。
と、その前にもう一つ伊達冠石のお墓を見させていただくことに。
それがこちらです。
“阿部勘家”と見て、ピンときた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
宮城県の銘酒「男山」を製造する“阿部勘酒造店”一族のお墓です。原石のかたちと石肌をあえて残したとても存在感のある立派なお墓ですね。また、字体も手書きで書かれたものを使用し、個性的かつ、味わい深い印象を与えます。時代と共に変化しつづける阿部勘酒造さんのように、伊達冠石で建てられたこのお墓も時を刻むごとにその表情を変えていくことでしょう。
墓石店である方はどのようなお墓を建てられるのかはとても興味があります。
こちらが志賀石材店様のお墓です。石の厚み、重厚感、どっしりとした佇まいです。
伊達冠石の色合いも落ち着きを見せ、とてもかっこいいです。
国産ではやはり庵治石が有名ですが、私も伊達冠石の良さをお伝えしていきたいと思います。
ちなみに、志賀石材店さんでは、このようなデザイン墓も建てられています。海外の墓石がデザインとマッチしていて素敵ですね。とても目立ちます!
取材にお付き合いいただき、帰りは、駅まで車で送っていただきました。
墓所だけでなく、塩竈の街ではいたるところに志賀石材店さんの作品を見ることができます。
こちらは、3.11の際に志賀石材店さんが寄与した石碑です。
現在は駅前のシンボルになっています。

耐震施工に強い墓石店といことで、取材にきましたが、
私が見たものは、決して耐震だけでなく、石をとおして人から人へ思いを繋ぎ、この街に住む人々とご先祖様に対しあんしんとやすらぎを与え続ける志賀石材店様の姿がありました。
この度はお忙しい中、取材対応をいただき誠に有難うございました。