お墓を建てた事のある方でも建墓に立ち会ったことのある方は少数派ではないでしょうか?
今回は様々な施工の中でも、お墓のリフォームについてご紹介します。普段はなかなか見ることができない施工の様子を大公開です!
近年、古いお墓をきれいにしたいとお考えのお客様も増えているようですが、ご予算や時期などを考え、見送られている方も少なくないかと思います。
この機会に墓石店の方が実際どのような作業をされているのか順を追って確認してみましょう。
>1着手前
こちらがリフォーム前のお墓の様子です。
写真に写っている墓石は札幌で産出される“札幌軟石”という石で凝灰岩です。
この石は風化で表面が黒くなってきます。石によっては凍害で表面が剥離するように
割れてくる場合があります。周りにある新しい墓石と比べると、その違いは一目瞭然です。
>2堀削
まず、お墓を撤去し、地盤を安定させるために基礎工事の準備を行います。
こちらは、区画下の土砂や岩石を掘り取りが済んだ状態です。
>3砕石投入転圧
今回の作業では通常の砕石砂利を使用し、転圧機で地盤を作っていきます。
>4杭打
渡辺石材工業さんでは、いち早く杭打ち機を導入し、地盤改良のノウハウには絶対の信頼と実績をお持ちです。
お客様にとっては見えない部分ですので、手を抜こうと思えば抜けてしまいます。
しかし、見えない部分だからこそ、抜かりなく仕事をしてくれるところが優良墓石店の証です。
せっかく綺麗なお墓を建てても地盤がしっかりしていないと最悪の場合、お墓が傾いてしまうことにもなりかねません。
渡辺社長によると、「地盤の状況に応じて、D-BOX(ディー・ボックス)という地盤改良をご提案させていただくことがあります。」とのこと。
渡辺石材工業さんには、D-BOX(ディー・ボックス)施工管理者が在籍していますので、安心してご相談できそうですね。
こうして、大切なお墓を守る強固な地盤が出来上がりました。
>5枠付け/6鉄筋配鉄
次に全体に「枠付け」を構築し、「鉄筋配鉄」を行います。
>7生コン打設 ポンプ使用/8天場均し
隙間なくコンクリートを流し込んでいきます。コンクリート内に不純物や空気が入らないよう注意し、美しく仕上げていきます。
>9基礎完成
ついに強固な基礎工事が完了しました!
次の施工まで数日間待ちます。
>10取付1/11取付2
取り付けはクレーンを使い、外柵~墓石と慎重に組み立てていきます。
>12完成
これで完成です。渡辺石材工業様の思いが込められた美しいお墓になりました。着手前とは見違えますね。
立派なお墓へと生まれ変わり、ご先祖様も大変喜んでいることでしょう。
日本墓石店100選ではお客様の取って分かりにくい墓石業界を透明化を目指し、
お客様が安心してお墓を建てていただける環境を創造してまいります。