お墓を知る

担当者がどんな人物か

実際に墓石店の担当者と接触してみれば、本当に信用できる石屋さんなのかを判断しやすいでしょう。
いきなりお勧めの墓石を紹介され、契約を急がせるような墓石店は警戒するべきです。
聞きなれない専門用語を多用してきたり、知識を振りかざして都合の悪い部分を隠したりする墓石店も危険です。
お客さんの立場になって営業している担当者は、相手の知識に応じて、平易な言葉で説明してくれます。

墓石を購入するこちら側も、分からない言葉があれば、気兼ねなく質問してみましょう。
数十万から数百万もする墓石を購入するわけですから、質問を遠慮する必要などありません。
質問することで担当者の知識レベルを把握することができますし、対応の良し悪しを見ることもできます。

墓石や宗教などの知識も大切ですが、やはり最も気にかけるべきは、こちらの話を聞いているかどうかでしょう。
墓石店の担当者からしても、お客さんがどんなお墓を建てたいのかを、正確に把握したいものです。
予算、彫刻デザイン、墓石の色や品質、宗派、完成までの日数など。
事前に伝えておきたい要素を優先順位化しておけば、担当者との打ち合わせを円滑に進めることができます。
こういったお墓を建てたいという要望を、我が事のように考えてくれる担当者は、きっと良い仕事をしてくれるはずです。
墓石店が売りたいものを売るのではなく、こちらが求めるものを提供してくれる墓石店に出会いたいものですね。

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