前回は新日本石匠さんの建墓風景をお伝えいたしました。
後編となる今回は新日本石匠様の代表の鷹觜社長へのインタビュー内容をお送りいたします。
鷹觜社長。よく笑い、大変貴重なお話しをたくさんしていただきました!
【風水墓との出会いを教えてください】
(鷹觜社長)1999年ごろに出会いました。墓石の販売自体はそれまで順調だったのですが、どうも悪い噂が広がったり、売上もよく上がらない時期がきたのです。そんな時に宇都宮で風水の研修があると聞いて、行ってみました。そこで聞いた内容を、「これは墓石にも共通ではないか」と感じ、師匠に風水墓に関して師事することになったのです。
そこからは風水のことを猛勉強。
(鷹觜社長)例えば、玄関のすぐ側に階段がある一軒家は、親子断絶の危険性が高いという風水上の仮説があるのです。大きくなった子供は2階で寝泊まりすることが多くなりますが、家に帰ったときに親のいるリビングを通らないで自分の部屋に帰ってしまうことができることに由来していて、居間を通って2階にあがる導線を作ったほうがいいと風水では指摘するのです。
風水を勉強していくにつれ、「いかに今まで自分は間違った考え方でお客様と接していたのか」ということに気付かれたそうです。その後はお客様本位の販売を心掛け、風水墓の魅力を伝えていったとのことでした。
(鷹觜社長)風水には“陰と陽”という考え方があります。人間において、この“陰と陽”のバランスが大切です。
この考え方で一番思い浮かべやすいのは、“昼と夜”。昼と夜のバランスが同じになるのは春分と秋分であり、一般的にお彼岸と呼ばれます。だからこの時期にお墓参りをすることが大切なのです。
【改めて、風水墓(天地石)の魅力を教えてください】
(鷹觜社長)風水を勉強していくうちに、人間は石からパワーを感じることができると知りました。そして空間に天と地があるように、石にも天と地があり、人は自然のその摂理に従い、またそのパワーを強く受けると気付いたのです。
<補足>天地石のパワーについて_中村の体験談
石にも天と地があるとは、簡単に言うと石の上下ともいえます。写真は天の状態で、裏返すと地となります。
ここで実験をさせてもらいました。
私は背筋を伸ばして手を後ろで組んで立ち、じっと天の石を見つめています。後ろで組んだ手にもう1人が手で負荷を加えるのですが、これがビクともしません。体は力に耐えれるほど、軸がしっかりとするのです。
一方で石を裏返した地の状態を見つめ、同じように負荷をかけてもらいます。すると天よりも力が強くなったように感じ、体が後ろへ反ってしまうほど体が耐え切れなくなるのです。後ろで組んだ手も、解けそうなほどでした。
同じような逸話として、重い石を持ち上げるとき、天地石の上に乗った状態では持ち上げることができるが、石から降りた時には持ち上げられないなど、石のパワーは人が感じることができるのです。
これが天地石です。石にも天と地(つまり上下)があるのです。
【社長の今後の夢を教えてください】
(鷹觜社長)まずは栃木県でNo1の墓石店にしたいと思っています。今はまだ風水墓も知名度は低いですが、もっと全国の皆様に風水墓を知ってもらいたいのです。
お墓は手を合わせてご先祖様に感謝を伝えることのできる場です。天地石のように人に力を与える石を建ててもらうことによって、お墓参りをするご子孫がパワーを感じる場所にしていただきたいのです。
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当日「西の杜新里霊園」で建墓が行われるとのことで、実際の建墓の取材に立ち会わせていただきました。
※詳しい記事は"新日本石匠さんの工事現場にお邪魔させていただきました「前編」"でどうぞ!
記事はこちら⇒⇒ http://bosekiten100.com/news/det/38/
建墓の立ち合いの後は、社長と一緒にご飯も連れていっていただきました!
地元ながらのそば屋さん!と言った感じの店内で、味もとても美味しかったです!
ごちそうさまでした
以上、株式会社新日本石匠さんの取材記事をお送りいたしました!
次回以降もお楽しみに!